とっとっとです。
今回は、ブルーインパルスのパイロットになるには、どうすれば!?ということでお届けします。
- 航空学生、防衛大学校、一般幹部候補生(飛行)学校を卒業
- T-7(レシプロ機)を使用した訓練
- T-4(ジェット機)を使用した訓練
- F-15もしくはF-2を使用した訓練
- ブルーインパルスへの配属を希望
機種は関係ありませ〜ん。
まずは、①航空学生、②防衛大学校、③一般大学を卒業してから、幹部候補生学校(飛行要員)として入学する3つのコースからスタートします。
どのコースから始めても、ブルーインパルスのパイロットになることができます。
ただ、ブルーインパスルの1番機(飛行隊長)になるには、
②防衛大学校③幹部候補生学校(飛行要員)からスタートする必要があります。
1番機以外のポジションには、どのコースからもなることができます。
ただ、知っている方はいると思いますが、航空学生のパイロットが担当していた機体の後継者は、同じ航空学生のパイロットだったりすることが多いですよね。

各コースを卒業すると、山口県防府北基地または、静岡県静浜基地でのT-7を使用した飛行訓練が開始されます。
この時点では、戦闘機、輸送機、ヘリコプターのパイロットになる人も同じ訓練を受けます。
ここでは、まだブルーインパスルになりたいと希望しても、特にこの先の進路に影響はありません。
T-7卒業時に、戦闘機、輸送機のコースに振り分けられます。ヘリコプターへは輸送機のコースに進んだあとに行くことになります。
また、一部希望者等については、国内のT-4等の過程ではなく、米国での訓練が実施されます。
ちなみに、米国での訓練を実施しても、卒業後、F-15もしくはF-2の戦闘機のコースに入るので、ブルーインパルスのパイロットになることができますよ。

T-7の訓練が終了し、T-4の訓練が開始されます。
ブルーインパルスで使用している機体と同じ機体での訓練になります。
訓練内容は、基本的な操縦訓練等で、次のF-15やF-2での訓練を実施するための準備となります。
訓練は、福岡県芦屋基地、静岡県浜松基地でそれぞれT-4を使用して実施されます。
このコースは卒業すると、F-2もしくはF-15のコースに進むことになります。
F-15,F-2どちらの戦闘機のコースに進んでもブルーインパルスのパイロットになることができますので、自分の好きな機種を選択して大丈夫です。


T-4の訓練を終了すると、戦闘機での訓練が開始されます。
先程もお伝えしましたが、どちらの機種で訓練をしてもブルーインパルスのパイロットになることができます。
F-15は宮崎県新田原基地、F-2は宮城県松島基地での訓練が実施されます。
各基地での学生としての訓練が終了すると、日本全国の戦闘機部隊に配属されることになります。
学生を卒業して、直接ブルーインパルスに行くコースはありません。
戦闘機部隊へ配属されると、まずは、戦闘機パイロットとして一人前になれるよう訓練が開始されます。
短くても3年間くらいは部隊での訓練が実施されます。
進路について毎年希望調査がありますので、他基地の別の飛行隊への配属を希望したり、他機種への機種転換を希望したりすることができます。
この希望調査がある時に、ブルーインパルスを希望することを上司に伝えます。
戦闘機部隊、ブルーインパルスの部隊も、人のローテーションもありますので、希望とタイミングが合えば、ブルーインパルスのパイロットになることができます。
ブルーインパスルのパイロットに本当になりたいのならば、毎年希望を伝えることが良いと思います。

あとは、希望してタイミングが合えばなることができるよ。
戦闘機パイロットまでの道のりはリンクを貼っておきますね。

最後までありがとうございました。
以上、とっとっとでした。

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