学資保険とは、
子供の教育資金を確保するための貯蓄型の保険
ですね。
契約者(親)の死亡時や、高度障害状態となり、支払いができなくなった場合は、月々の支払いが免除になるのが一般的ですね。
支払いが免除となった場合でも、満期時は、満額のお金が支払われます。
ただ、結論から言うと、
学資保険には加入する必要はない
と考えています。
基本的な考えは、学資保険は、
保険商品と投資商品の混ざった商品
であると考えています。
- 保険商品としての必要性は?
- 投資商品としての価値は?
これらを考える必要がありますが、保険商品と、投資商品が一緒になった商品は、疑いの目を持って考えたほうが良いと思います。
- 保険としては、保障が薄い
- 投資としては、リスクの割にリターンが低い
つまり、保険が必要なら、必要な保険だけに加入すればいいですし、投資なら、自分で証券会社を通して購入すれば済みますしね。
投資をするのに、保険会社に無駄な手数料を払うのは止めましょう!
- 途中解約による元本割れリスク
- 満期時の元本割れリスク
- インフレリスク
- リスクの割にリターンが極めて小さい
学資保険の払込期間は、大体子供が18歳になるまでという商品が多いのかな?と思います。
基本的に、学資保険は中途解約すると、支払ったお金よりも、解約金で返ってくるお金は少なくなります。
もしかすると、子供さんが12歳の時に、私立中学資金でまとまったお金が必要になるかもしれません。
15歳の時に私立高校資金で必要になるかもしれません。
そのような予測できない未来に対して、リスクが大きい商品と言えるでしょう。
※私立にいっても学資保険のお金は手をつけなくても大丈夫な見込みの方は、そもそも、保険で投資をするのではなく、証券会社を通じて自分で投資信託等を購入し、運用することをオススメします。
これは、もし契約されているのであれば、契約内容をしっかり確認いただきたいと思います。
子供の入院保障等がついていたり、他の保険商品も無駄に付いているもの等元本割れの可能性があります。
契約時に説明してなかったとトラブルも過去に発生していますので、契約内容はよく確認しましょう。
これは、うまい棒の値上がり等でも分かることですね。
教育費についても、入学金等は年々インフレが進んでいます。
学資保険については、契約時に返戻率等が決められているため、契約期間の18年間これに対応できません。
変わって、株式は、インフレに強い商品と広く言われていますね。
18年という学資保険に投資する期間が確保出来る場合は、つみたてNISA等を活用した投資信託での運用がオススメとなります。


これまで考えてきたリスクの割にリターンが非常に小さいですね。
よくあるのが、支払い期間18年間で
- 支払い総額:約290万円
- 受け取り時:約300万円
- 返戻率:105%
銀行に預けるくらいなら、保障もついてお得
という謳い文句ですよね。
これって、本当にお得なんでしょうか?
18年間毎月積み立てをして運用して、18年後に105%
いったい、毎年何%の複利で運用できているのでしょう?
約0.45%
リスクに対してのリターンが極めて低い
※やはり、保険は必要な分だけ加入し、投資は、証券会社で投資した方が良さそうですね。
これは、はっきり言って思いつかなかったのでネットで調べてみました(笑)
ネットでは、多くのサイトで以下のようなことが記載されていました。
- 強制的にお金が貯められる
- 税制面での優遇がある。
- 契約者(親)が死亡した際の支払いが免除される。
会社等の定期積み立て貯金、財形貯蓄を利用しましょう!
- 学資保険の年率:約0.45%
- 自衛隊の普通預金の年率:0.49%

- 生命保険料控除のうちの「一般生命保険料」の対象になる。
- 受け取り時に一時所得として優遇される。
「一般生命保険料の控除の対象になる」ことがメリットになる時点で、投資商品としては失格ですよね(笑)
また、そもそも返戻率も非常に悪く、メリットである一時所得の50万円控除を使うまでもなく資産の増加はありません。
いかがでしたか?
まずは、
学資保険=保険商品+投資商品
というのを考えていただければ良いかな〜と思います。
その上で、保険として必要な保障、投資としてのリスク・リターンのとり方を考えていってもらえればと思います。
とっとっとは、
- 保険は、必要な分だけ掛け捨て生命保険
- 投資は、ネット証券を通した優良な投資信託のつみたてNISAでの投資
がオススメです。
少しでも、学資保険について考えてもらえたらうれしく思います。
今回も最後までご覧いただきましたて、ありがとうございます。
今後とも応援よろしくお願いします。
以上、とっとっとでした。

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