資産運用

【ざっくり分かる】iDeCoの受け取り方

とっとっと
とっとっと
皆さん、こんにちは。
とっとっとです。
今回は、iDeCoの受け取り方についてざっくり解説したいと思います。
旦那
旦那
掛け金が所得控除されてお得や〜って初めてみたものの、最後どうやって受け取ればいいか意外と分からないもんね〜。
とっとっと
とっとっと
こういうのは、とりあえず初めてみて、やりながら考えていけるようになるといいよね〜。
旦那
旦那
老後資金を作るにはもってこいの制度だからね〜。
とっとっと
とっとっと
ざっくりiDeCoは以下の特徴があったよね。
iDeCoの特徴
  1. 掛け金は所得控除の対象で節税になる
  2. 運用で増えた利益に対して非課税である
旦那
旦那
うちは、公務員だから毎月1万2000円をiDeCoに使っているよね〜。
とっとっと
とっとっと
毎年約14万円で、25年かけると約350万円iDeCoで積み立てることになるね〜。
25年iDecoで積み立てると

公務員であれば、約350万円会社員だと約700万円積み立てることができます。

税率を20%と仮定すると、

公務員:約70万円

会社員:約140万円

節税効果がありますね。

旦那
旦那
節税効果だけでもかなりの額になるんだね〜!
とっとっと
とっとっと
個人年金保険の節税額とは訳が違うよね(笑)
旦那
旦那
今回は受け取り方の解説だったけど、何か注意することがあるの〜?
とっとっと
とっとっと
iDeCoの最後の試練がそこにあるんだよ〜。
実は、受け取り方次第で損をすることがあるから、これから【ざっくり解説】するね〜。
iDeCoの受け取り方

○損をしない受け取り方の結論

  1. 退職所得控除の範囲内で一時金として受け取る
  2. 残額は、公的年金等控除の範囲内で年金として受け取る。

iDeCoは、

  1. 老齢給付金
  2. 障害給付金
  3. 死亡一時金

の3つの受給の仕方がありますが、今回は①の老齢給付金として受け取る場合を【ざっくり解説】します。

とっとっと
とっとっと
iDeCoを拠出している間に、亡くなったり、障害を受けることなくおじいちゃんおばあちゃんになった時のことだよ〜。

○老齢給付金

原則60〜75歳の好きな時に受け取れる。

ちなみに、iDeCoに使ったお金は、差し押さえ禁止の財産になるので、もし、経営が失敗して借金を背負っても第三者に取り上げられることはありません。

○老齢給付金の受け取り方

以下の3通りの受け取り方ができます。

  1. 一時金
  2. 年金
  3. 一時金と年金の併用
旦那
旦那
何となく、長く運用をしながら受け取った方がいいイネー時あるから、年金で受け取っちゃうかな〜。
とっとっと
とっとっと
確かに、NISAとかの積み立て投資のような考えだと、そっちの意見の方が良さそうだよね〜。
旦那
旦那
それじゃダメなの?
とっとっと
とっとっと
実はiDeCoは運用益には税金かからないんだけど、受け取る時には税金がかかるんだよね〜。
これが、NISA制度とは違うところなんだ〜。

○受け取る時にかかる税金

  1. 一時金⇨退職所得
  2. 年金⇨雑所得
  3. 一時金と年金の併用⇨退職所得と雑所得

それぞれ、受け取る時所得としてカウントされて、それに対して税金がかかります。

説明を省略した障害給付金や、死亡一時金の受け取りと違って、受け取り方次第で数十万〜数百万円も税金が変わってくるかもしれません。

最初に結論をお話した通り受け取り方は以下2ステップです。

  1. 退職所得控除の範囲内で一時金として受け取る
  2. 残額は、公的年金等控除の範囲内で年金として受け取る。

退職所得控除と公的年金控除を上手く利用して、払う税金を最小にしましょう!

それぞれの控除の概要は以下のとおりです。

退職所得控除

退職所得控除は、勤務年数が20年以下か以上で控除枠が変わります。

○20年以下

控除額=勤務年数(iDeCo加入年数)✕40万円

○21年以上

控除額=20年を超えた1年につき70万円ずつ加算

とっとっと
とっとっと
iDeCoを25年やってた場合を計算してみよう!

控除額=20✕40+5✕70=1150万円

1150万円までは非課税で受け取ることができます。

例えばideCoで1500万円の資産ができた場合

1500万円ー1150万円=350万円

本来ならば1500万円に対して課税されるところ、350万円に対しての課税に収めることができます。

さらに退職所得は、退職所得控除を引いた後の金額を半分(1/2)にすることになっているので、今回の最終的な課税所得は、

350万円✕1/2=175万円

となります。

退職所得は節税効果抜群です。

旦那
旦那
でも、我が家の場合、会社からの退職金もあると思うけど、それはどうなるの〜?
とっとっと
とっとっと
お〜、なかなかいいところに気がついたね〜。
旦那
旦那
それぞれに、退職所得控除が使えるの〜?
とっとっと
とっとっと
使える条件があるから説明しようね〜。

○退職所得控除をそれぞれ使うには

受け取る順番間隔によります。

  1. 会社⇨iDeCoの場合:15年後
  2. iDeCo⇨会社:5年後
とっとっと
とっとっと
例えば、会社から60歳で退職金をもらうなら75歳以降に受け取れば2回、退職所得控除を使えるよ〜。
旦那
旦那
なるほどね〜。その年数未満だったら会社の退職金とiDeCoの受け取りが合計されるってことだね〜。
とっとっと
とっとっと
じゃあ、次に公的年金等控除について【ざっくり解説】するよ〜。

○公的年金等控除

iDeCoを年金として受け取る時は、雑所得となります。公的年金等控除は、65歳未満と65歳以上で以下の控除があります。

  1. 65歳未満⇨年額60万円まで非課税
  2. 65歳以上⇨年額110万円まで非課税

国民年金の受給額は満額で約80万円なので、国民年金のみを受取る自営業者の方はiDeCoの受け取りを年額30万円に設定するとお得ですね。

とっとっと
とっとっと
厚生年金を受け取る会社員や公務員は、この公的年金等控除の範囲内には収まらないと思うので、一時金として受け取って、退職所得控除を使うのがいいかもしれないね〜。

会社員、公務員の方であれば、60歳の時に会社からの退職金を退職所得控除を使用、75歳の時にiDeCoの受け取りを退職所得控除を使用すると、税金的には一番オトクかもしれませんね。

旦那
旦那
逆に、長く受け取らないことの税金以外のデメリットはないの?
とっとっと
とっとっと
おっ、なかなかやるね〜!運用している以上いろいろお金はかかってくるよ〜。ちょこっと紹介しようね。

○75歳までiDeCoをした場合にかかるお金

  1. 口座管理手数料
  2. 給付事務手数料

①口座管理手数料

これは15年間で大体約12000円(楽天、SBI等)

②給付事務手数料

一回440円。年金受取なら回数分

なので、大体15年間年金受け取り等でiDeCoを運用した場合、

約6万円

の手数料がかかることになります。

受け取り方は、それぞれの方で異なると思いますので、しっかり考えて受け取るようにしましょう!

とっとっと
とっとっと
「知らない」ということだけで損をしたらもったいないですからね。
旦那
旦那
結構難しいね〜。また受け取る時が近づいてきたら調べてみよう!
とっとっと
とっとっと
そういえば受け取り方が大事だったな〜って思い出せるだけで十分だと思うよ〜。
とっとっと
とっとっと
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
【ざっくり解説】いかがだったでしょうか?
内容は薄いですが、【その時が来た時に】そういえば!って思い出していただけるとうれしいです。
それでは、以上
とっとっとでした。

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