自衛隊

【ざっくり分かる】不要? 個人年金保険

とっとっと
とっとっと
皆さん、こんにちわ。
とっとっとです。
旦那
旦那
今回の話は何かな?
とっとっと
とっとっと
今回は、個人年金保険について考えてみよう!
旦那
旦那
我が家が、やっと解約した「アレ」だね!
とっとっと
とっとっと
そうそう!すでに入っている方も、これから加入しようと検討している方も参考にしてもらえるとうれしいです。

今回の投稿で考えること
  1. 年末調整で控除できてお得ってきくけど?
  2. 保険屋さんの話だと税金面でお得らしい
  3. 払った金額より多く返ってくるから貯金するよりお得?

勧誘される時は、

  • 貯金するより利回りが良くてお得ですよ〜。
  • 年末調整で税金が返ってきてお得ですよ〜
とっとっと
とっとっと
必ず言われますよね〜。
我が家もこれで加入しました(笑)

なんとなく得なのかな?

という、なんとなくですごく無駄なお金の使い方をしているので、

今回は、実際どんなものなのか一緒に考えて行きましょう!

個人年金保険とは

個人年金保険とは、

  1. 将来のための年金を自分で用意する。
  2. 公的年金等の補完として準備する。

保険料を払い込み、契約時に決めた年齢に達したら保険料に応じた保険金を受け取れる。

というものです。

個人年金保険料控除の適用条件

年末調整の時に、保険料控除を受けるためには以下の条件があります。

  1. 年金受取人被保険者同一人物
  2. 年金受取人契約者もしくは配偶者
  3. 保険料の払込期間10年以上
  4. 年金受取開始が60歳以降かつ期間が10年以上

①②としては、契約者は、夫もしくは妻どちらでもOKですが、被保険者受け取る人は同一人物にしてねということですね。

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メリット??

私は、メリットと全く思いませんが、よく言われている(?)

勧誘時に言われるメリットをあげてみました。

  1. 個人年金保険料控除が受けられる。
  2. 貯金が苦手でも、計画的にお金が貯められる。
  3. 受け取り時に、払込保険料よりも多く受け取れる。

①個人年金保険料控除が受けられる。

所得税と住民税でどれくらい控除されるが具体的には以下のとおりです。

旧制度

・所得税

年間払込保険料控除される金額
2万5千円以下払込保険料全額
2万5千円〜5万円以下(払込保険料×1/2)+1万円
5万円〜10万円以下(払込保険料×1/4)+2万円)
10万円超一律5万円

住民税

年間払込保険料控除される金額
1万2千円以下払込保険料全額
1万2千円〜
3万2千円以下
(払込保険料×1/2)+6千円
3万2千円〜
5万6千円以下
(払込保険料×1/4)+1万4千円
5万6千円以上一律2万8千円
新制度

・所得税

年間払込保険料控除される金額
2万円以下払込保険料全額
2万円〜4万円以下(払込保険料×1/2)+1万円
4万円〜8万円以下(払込保険料×1/4)+2万円
8万円以上一律4万円

・住民税

年間払込保険料控除される金額
1万2千円以下払込保険料全額
1万2千円〜
3万2千円以下
(払込保険料×1/2)+6千円
3万2千円〜
5万6千円以下
(払込保険料×1/4)+1万4千円
5万6千円以上一律2万8千円

注意としては、ここで書いている

控除される金額は、税金がこの金額控除されるわけではない。

あくまで、課税所得から、引かれる金額である。

ということです。

実際、節税になるのは、

この控除される金額に税額をかけた金額となります。

ざっくり以下の金額の税金を払わなくていいと言うことになります。

軽減される税金
課税所得軽減される税金
195万円未満4,800円
195万円以上
330万円未満
6,800円
330万円以上
695万円未満
10,800円
695万円以上
900万円未満
1,2000円

あれ?

自衛隊の大体の人の平均的な給料だと、

課税所得は330万円〜695万円

の範囲内に入ってそう。

ということは、毎年10,800円税金払わなくてよくて、

35年働いたとすると、

378,000円税金が安くなる!

めちゃお得やん!

と思いますよね?

これがマジックなんですよね〜。

単利と複利

コレを今回考えてほしいのです。

例えば、初年度だと、年間8万円の保険料を払って、

10,800円税金を払わなくてよいので、

実質13.5%のリターン

となりますが、35年後はどうでしょう?

毎年8万円を35年間払っているので

払込保険料は、

280万円

となりますね。それによる税金軽減は、10,800円。

年利0.38%

1年目は、13.5%、35年目は、0.3%

そして、60歳以降10年間で、年金として支払われるので、その間も資金は、保険屋さんに拘束されているのです。

支払保険料より、受取保険料の方が高いですが、これを複利で計算すると、何%になるでしょう?

大体の、個人年金保険が、

0.3%〜0.7%

くらいの範囲にありました。

次のデメリットに書こうと思っていますが、メリットに上げた

  1. 保険料控除が受けられる
  2. 払った保険料より多く返ってくる

実態は、

年利0.3%〜0.7%の投資

ということが分かりましたね。

デメリット

先程、メリットで挙げたものをそのままデメリットとしようと思います。

  1. 利率が非常に悪い投資商品である。
  2. インフレに弱い

①については、メリットのところで見てきたとおり、

複利の利率の非常に悪い投資商品である。

という一言につきますね。

自衛隊の方なら、別の記事で少し触れましたが、定期積み立て貯金をした方が利率がいいですね。

私は、積み立てNISA等の制度を活用して、投資信託長期で積み立てた方がいいと思っています。

結局、保険会社皆さんの支払い保険料投資信託等で運用しているだけですからね。

また、投資については他の記事で触れようと思っていますが、

今回は個人年金保険について考えるきっかけになればいいなと思っています。

②については、資金拘束されている上、インフレ(物の価値が上がる=お金の価値が下がる。)に弱いということですね。

ちょうど、うまい棒も、10円から12円に上がりましたしね。

35年間、年利0.3〜0.7%で運用する個人年金保険

うまい棒の35年後の値上がりに耐えられるのでしょうか?(笑)

まとめ

今回私が読者の皆さんにお伝えしたかったことは以下の点です。

  1. 単利と複利をもう一回正しく考えてみる。
  2. 税金が控除されるという単利に惑わされない。
  3. 実際どのくらいの運用利回りになるのか考えてみる。

なんとなくみんなやっているから。

なんとなく、お得そうだから。

にお金を払うのはやめましょう。

これからも一緒にしっかり考えて、適切なお金の使い方をしたいですね。

最後まで、ご覧くださり、ありがとうございました。

これからも、お金について一緒に考えていけたらなと思います。

引き続き、一生懸命がんばります。

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とっとっと
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以上、とっとっとでした〜。

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