自衛隊

【ざっくり分かる】戦闘機パイロットのお仕事〜飛ばない時何してるの?

とっとっと
とっとっと
みなさんこんにちは。
とっとっとです。
旦那
旦那
今回は、戦闘機パイロットは飛んで無い時何してるの?ということでお送りします。
とっとっと
とっとっと
確かに、パイロットって言ったらずっと飛んでるだけのイメージあるよね。
旦那
旦那
意外とやってる我々が飛んでる以外のことを話すこともないからね〜。
とっとっと
とっとっと
話せる範囲でどんなことしてるのか教えてもらえる〜?
旦那
旦那
おっけ〜!飛ばない時、何されてるんですか〜?って質問受けたので答えていきますね。
飛んでない時、戦闘機パイロット何しているの?

◆戦闘機パイロットになるための訓練中

  1. 操縦に関する勉強
  2. シミュレータ訓練
  3. 体力練成等

◆戦闘機部隊のパイロット(若手)

  1. 戦い方の勉強
  2. シミュレータ訓練
  3. 規則等の勉強
  4. 体力練成等

◆戦闘機部隊のパイロット(中堅〜)

  1. 後輩の教育
  2. 訓練等の各種調整
  3. 体力練成等

◆戦闘機部隊以外にいる戦闘機パイロット

  1. 国内、国外調整
  2. その他、地上業務等
旦那
旦那
ざっくり分類するとこんな感じかな〜。
それぞれ、もうちょっと詳しく解説しますね〜。
戦闘機パイロットになるための訓練中

①操縦に関する勉強

練習機(T-4等)の時とは違い、勉強量が格段に多くなってきます。ただ飛行機を飛ばすだけの勉強から、戦闘機として飛行させるための勉強をする必要があります。

トップガンマーベリックにも出てきた操縦に関する説明書をしっかり覚える必要があります。結構な量ですよね〜。

②シミュレータ訓練

実際に飛行しない時も、ミュレータを使用して訓練をしています。若干、実機とは違うところがあるものの、離着陸の手順の確認や、各種操縦に関する事前訓練が実施できます。

③体力練成等

これは、戦闘機に乗るためには必須ですね。戦闘機には最大9Gもの重力がかかります。これは、自分の体に体重の9倍もの重さがかかることを意味します。

この9Gもの加速度でも失神しないように、対Gスーツ等使用していますが、腹筋等、パイロットの筋力に依存するところが大きいです。

戦闘機部隊のパイロット(若手)

①戦い方の勉強

戦闘機部隊に配属されると、戦闘機の飛ばし方だけでなく、複数機を使用した戦い方の勉強もする必要があります。

詳しくはお伝えできませんが、ここがかなり大変な勉強になります。

②シミュレータ訓練

これも①で勉強した戦い方等を練習するために使用します。訓練中のような飛行機を飛ばすだけの基本的な訓練は頻度が低くなります。

③規則等の勉強

通常の飛行機とは違い、戦闘機は武器も搭載します。これらの使用等は法律や規則等で厳しく規定されているため、パイロットの判断だけで勝手に使用できるものではありません。

いつどのような時に使用できるか等や細かい規則までしっかり勉強する必要があります。

④体力練成等

これは、学生やベテラン等は関係ありませんね。退職するまで続けていく必要があります。

戦闘機部隊のパイロット(中堅〜)

①後輩の教育

戦闘機部隊を強くしていくために教育が大変重要です。考えさせるところはしっかり考えさせて、教えるべきところに抜けがないようにしっかり教育しています。

戦闘機同士の連携が非常に重要になってきます。後輩育成が部隊を強くし、そして仲間、日本を守ることに繋がります。

②訓練等の各種調整

誰に、いつ、どのような訓練をさせて上達させていくのかを計画したりします。将来的な戦闘機部隊の編成等も考えて訓練計画をしています。

また、違う基地での訓練や、米軍等との訓練、そのための各種調整業務を実施しています。

ただ戦闘機で飛んでいるだけでなく、自分たちでどのように訓練をしていくかの計画や準備、各種調整を実施しています。飛んでいる以外はほとんどこの時間で一日が終わっていきます。

③体力練成等

歳をとって辛くなってくる時ですが、みんな一生懸命取り組んでいます(笑)

戦闘機部隊以外にいる戦闘機パイロット

①国内、国外調整

全国各地の戦闘機部隊の国内や国外訓練等の調整を実施しています。その他にも教育部隊の教育計画等や年間の計画を立てたりしています。

その他必要な各種自衛隊(陸、海、空)をまたぐような調整も実施しています。

この立場になると、部隊の戦闘機パイロットとは違い毎日飛行訓練はできなくなります。技量維持のための飛行訓練以外は、地上勤務となります。

②その他、地上業務等

実は、戦闘機パイロットでも、戦闘機のみに関連する業務をしているわけではありません。

人事だったり広報だったり、様々な業務を実施しています。

大体40歳を超えてくると、戦闘機部隊の第一線からは離れ、地上業務が主体になってきます。

旦那
旦那
いかがでしたか?戦闘機パイロットといっても、飛んでるだけではなくて、それ以外の業務が非常に多いんですよね。
とっとっと
とっとっと
自分の技量向上のための準備ができるのは若いうちだけなんだね。
旦那
旦那
そうだね。若いうちにしっかり上手くなって、後は調整等の業務が非常に多くなってくる感じだね。
とっとっと
とっとっと
今回、だいぶざっくりした感じだったけど、今後もざっくりな感じで色々裏側がお伝えできるといいね。
旦那
旦那
聞いてみたいことがあったら、どしどし連絡お待ちしております。
とっとっと
とっとっと
以上、とっとっとでした〜。
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