読者の皆さんこんにちは。
とっとっとです。
今回は、戦闘機パイロットを目指す方向けに、どうしても避けて通れない身体検査についてお話します。
とは言っても、旦那との会話をまとめるだけですが・・・(笑)
今回の投稿で分かることは以下のとおりです。
- 航空身体検査の基準
- パイロットになるまでに、いつ身体検査を受けるのか?
- 途中で、身体検査不合格になったら?
- 気をつけるべきことは?
そもそも、パイロットになるにはどんな道があるのかが気になる方はこちら

それでは、一つずつ説明していきますね。
・身長
158cm以上190cm以下
・体重
身長と均衡を保っているもの
・肺活量
男子:3,000cc以上 /女子:2,400cc以上
・血圧
最大:140mmHg未満100mmHg以上
最小:90mmHg未満50mmHg以上
・脈拍
安静時1分間100以下
・視力
前提:近視矯正手術を受けていないこと。
両眼裸眼:0.1以上
矯正視力:1.0以上
中距離視力(裸眼及び矯正):0.2以上
近距離視力(裸眼または矯正):1.0以上
・視器
斜位、眼球運動、視野、調整力、夜間視力、色覚等に異常のないこと
・聴力
オージオメータによる検査で正常なもの
・歯
歯牙が良好であること。(治療済み可)
・その他
身長、体重は平均であればクリアできそうですね。
旦那の知り合いで、ちょっと大きいなと思う人もいますが、身体検査に合格して戦闘機パイロットをしています。
ただ、BMIが25を超えてくると、指導があるみたいですよ。
皆さん、飛行機が大好きで、飛行機に乗りたい人ばかりなので、
健康には気を使っているイメージですね。
では、次に、この身体検査はいつ受けるのか説明します。
・自衛隊入隊前
航空学生:2次試験の時にこの航空身体検査を受験することになります。
ここで、検査不合格になると、航空学生の試験に合格できません。
防衛大学校:入隊前には、パイロットになるのに必要な航空身体検査は受験しません。入学後に実施されます。
幹部候補生学校(飛行要員):入隊前に、航空身体検査を受検することになります。
・自衛隊入隊後
航空学生:パイロットであり続ける限り、1年に1回誕生日前に受験し、合格し続ける必要があります。
防衛大学校:大学を卒業し、幹部候補生学校で航空身体検査を受検します。ここで合格しなければ、パイロットへの道には進めません。
幹部候補生学校(飛行要員):航空学生同様、パイロットであり続ける限り、1年に1回誕生日前に受験し、合格し続ける必要があります。
・パイロットの訓練開始後
少し説明しましたが、パイロットとしての訓練が開始(飛行教育)された以降は、毎年誕生日前を基準に実施されます。
途中で身体検査不合格になったらどうなるんだろう?
そんな疑問もありますよね?
1項目でも、不合格になったら、
再検査をし、合格するまで飛行機に乗れません。
例えば、血液の数値等、運動や生活習慣の改善等で回復の見込みのあるものであればいいですが、
視力や、聴力、大きな怪我等には十分注意したいですね。
加えて、飛行停止になりますので、それまで毎月支給されていた
航空手当が不支給
になります。
手当については、別の記事に投稿していますが、
毎月の給料が約20万円前後下がる
ことを意味しますね。
私の旦那も、若いころは全く気にしてなかったみたいですが、
30歳を超えてきたあたりから身体検査を気にし始めたようです。
具体的には
- 食事をいつもより気をつける。
- 意識して運動する。
- 遠くの景色を見る。
- お酒の量を減らす。
本人は、
飛行機に乗れないのが辛い
ですし、家族は、
給料が減らされるの辛い(笑)
ですし、なんだかんだ健康が第一ですからね。
資産運用や生活の記事でも投稿しようと思いますが、
健康第一
これに勝るものはないですね。
ということで、航空身体検査に合格する上で気をつけたほうがいいなという点を旦那に聞いてまとめてみました。
・目
まずは、何と言ってもこれですね。
視力検査には、遠距離視力、中距離視力、近距離視力と3つ計測する項目があります。
特に、パイロットといえども、自衛隊の場合はパソコン作業等も非常に多いそうです。
ブルーライトを低減する品を使ったり、30分に1回程度は、パソコンから目をそらし、遠くの物を見たり、近くの物を見たり、ピント調整をすべきですね。
ちなみに、旦那がいつも使っている目薬はこちら!
色々なのを試してきたものの、一番調子がいいみたいです。
ちょっと高いですが、健康に関しては、もったいないはないかな。
・歯
旦那も入隊前は、
戦闘機パイロットは虫歯もなく、銀歯もない
と思っていたそうですが、コレは嘘みたいです。
旦那も銀歯ありますしね。
ただ、やはり歯は定期的に検査しておいた方がいいでしょう。
虫歯はダメみたいですよ。しっかり治療しましょう(治療済み可)
ちなみに自衛隊に入隊後は、自衛隊内の歯科で無料で検査、治療ができます。
・耳
これも、現在ではワイヤレスイヤホン等の普及で耳に刺激を与える環境が多いですよね。
たまに、デパート等に行くと、ヤンキー避けの高周波の音が入り口付近で鳴っていたりしますが、年取ると聞こえにくくなりますよね?
旦那はまだ聞こえるそうですが・・・。
皆さんは、自衛隊の航空祭に行かれたことありますか?
戦闘機が近くにいるのでエンジン音すごいですよね?
戦闘機パイロットは、飛行機の近くではみんな耳を保護するために、耳栓を付けているそうです。
パイロットになれた以降も気を付けていかないといけないですね。
今回の記事では、パイロットのための身体検査の基準について説明してきました。
通常の私達が今までに学校でしてきた身体検査に加えて、特に目に関する項目が多かったのでは無いかと思います。
斜位、輻輳近点、深視力、視野の基準なんかも実はあるのですが、今回は省略させていただきました。
パイロットを目指していらっしゃる方は特に、
大きな怪我、視力
に気をつけて生活されたらいいのではないかなと思います。
昔は、矯正視力で合格ということはなかったらしく、
裸眼で、1.0以上や0.8以上と厳しい基準だったそうです。
合格の基準も緩和されていますので、ぜひ身体検査基準を知って、チャンスがあれば、旦那と同じように、戦闘機パイロットを目指す若者が増えたらいいなと思っています。
いかがだったでしょうか?
今後も、読者の皆様のお役に立てる記事を投稿していきたいと思っています。
引き続き応援よろしくお願いします。
以上、とっとっとでした。

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